に行ってきました。
行っただけではなく、しゃべってきました。CfP 通ったんで。
そんなわけで、今日は JJUG CCC 2018 Fall 登壇編です。明日は参加編、明後日は登壇前後編(仮)の予定です。
開始前
直前までは、自分のセッションのことを考えるせいで目の前のセッションの内容が時々入ってこなくなるくらいで、全然緊張はしていなかったんですけど、直前のセッションが終わり、自分のセッションの部屋に向かおうとした時、突然足が震えだしました。 ピアノの発表会で演奏したときに指が震えた経験はあるんですけど、緊張で足が笑ったことは未だかつてなかったので、大いに焦りました。
部屋に入ると既に多くの聴講者が座っていらっしゃいます。まあ、私のセッションは持ち時間 20 分で同じコマの後半に別の方が入るので、誰も座ってないなんて心配はする必要がなかったのですが。とりあえず一安心。足は依然震えています。
スタッフの方に挨拶して、PC をセッティングして、スライドと実演用のターミナルの表示確認をして、それでも結構時間が余ったので、うろうろしたり軽く体を動かしたり・・・。この場に立った以上、もう自分がしゃべり続けるしかないのよなー、と開き直った頃には、足の震えは気づけば治まっていました。
セッション中
つかみ
セッションタイトルの「冬」を強調するネタに対しては反応はあった気がしますが、思ったほどは面白おかしくは話せず、引き続いて自己紹介でひと笑い取ろうと思ったんですけどこちらは全く反応がなく、この辺が焦りのピークでした。
次の、Qiita の記事が炎上するくだりでひと笑い取れたので、ここでようやくほっと一息、以降は落ち着いてできたように思います。
前半戦
主題である評価戦略まわりの仕様を淡々と説明していただけなので、反応も手応えも得られずでした。そこでまたちょっと焦り始めました。
ただ、もともとスライドにソースコードを貼り付けようと思っていた部分を、当日の思いつきでターミナルで実際に動かしてみることにしたのは、セッションに変化が生まれてよかったっぽいです。 また、画面の切り替えにもたついてしまったのですが、そこで笑いが起きたのでちょっと安心しました。まあこれは笑わせているのではなく笑われているので手放しで褒められたことではないのですが。
後半戦
後半は「もう参照渡しと言わせない」に対する批判、に対する回答をしていったのですが、ここにたどり着いた時点で 5 分しかなく焦りました。7, 8 分近くある想定だったので。
ただ、結果的に慌てて喋らざるを得なくなり、余分な贅肉が削ぎ落とされたのと、ちょっと言葉が丁寧じゃなくなって普段の関西弁でまくし立ててしまったのですが、それがむしろいい方に作用していたかもしれません。エモいことをまくしたてていときのほうが反応が明らかによかったので。
自分の魅力が発揮されるのって、やっぱりそこなのかなぁ・・・。
反省点
自己紹介
最初に京都から来ましたと言っておくべきだったかもしれないですね。この関西弁のおっさんはなんだ?となったかもしれないです。
プリミティブ型と参照型
なぜプリミティブ型と参照型に分かれているのかというくだりを用意していたのにすっぽり抜かしてしまいました。 まあ今回の話に直接関係があるわけじゃないし、むしろ無駄な部分が省けていてよかったのかも。時間も足りなかったので。
構成
Java には値渡ししかない、という結論を真ん中へんに持ってきたのですが、そもそもタイトルでオチてるんで最初に言っちゃうほうが話が展開しやすかったかもしれないです。
実演を挟むことの罠
スライドを開始すると、手元の PC には(LibreOffice Impress の機能で)経過時間が出るようになります。 ところで、今回はスライドを一旦閉じて、ターミナル表示して実演して、またスライドに戻すということをやったわけです。すると、一度スライドを閉じているので経過時間がリセットされているのです。これは焦りました。今回で一番焦ったかもしれないです。 別途ストップウォッチを用意しておいたほうがいいかも。
ノート
スライドにノートを書き込んでおいても、見ている余裕はありません。前述のようにまるまるひとくだり抜かしたりしたのも主にそのためですし、他にも用意していて言いそびれたことがいくつかあります。 ノートには簡単な指示だけを書くくらいがよさそうに思いました。
まとめ
最後になりますが、私のセッションを聞いてくださったみなさん、JJUG CCC スタッフのみなさん、その他の参加者のみなさん、お疲れさまでした and ありがとうございました。
いずれまた、なにか話しに行きたいです。
(おまけ)小ネタ集
背景画像
スライド及び、デスクトップの背景画像ですが、植物に詳しい方はすぐわかるだろうし、そうでなくとも勘のいい方は気づかれたと思うのですが、山椒です。
大事なことなので二度言いますが、山椒です。
なお、無料写真素材「花ざかりの森」様の画像を使用させていただきました。ありがとうございました。
冬
イベントのタイトルが Fall だろうが 12 月中旬なら冬だろうということで、セッションのタイトルに「冬」と付けたのですが、先週がめちゃくちゃ暖かかったので正直焦ってました。日本の Java エンジニアで最も冬の訪れを待ち望んでいたのは私だったでしょう。
本当、冬になってくれてよかった。