に行ってきました。
昨日の登壇編に続き、今日は参加編です。
参加したセッションの感想
1コマ目:基調講演
初参加のマナーとしては基調講演でしょう*1、ということで迷わず基調講演へ。
会長のお子さんがかわいかったです。
一番心に残った話は、半年ごとのリリースになって継続的に勉強せざるを得ない、という話ですね。確かにそこで脱落していく人や組織は多いかもしれない・・・。
2コマ目:GraalVM超入門
www.slideshare.net
GraalVM に多少なりとも興味がある & 未経験の私にうってつけのセッションなのでこれを選びました。 しかし、このとき自分のセッション構成の手直しが発生していたためほとんど集中できませんでした・・・。
そんな中で拾えた情報
- Graal : Java で書かれた JIT コンパイラ
- とりあえず触れてみるだけなら、いうほど敷居は高くなさそう?
- NativeImage が作れる
- one binary ができる
- 起動が速い
- メモリフットプリントが小さい
- しかし NativeImage しようとするととたんにつらみが襲ってくる
- 主に実行時に解決していたことがネイティブ化によってできなくなるので
- reflection とか static initializer とか synchronized とか Lambda とか・・・
- 主に実行時に解決していたことがネイティブ化によってできなくなるので
- コンパイル時に実装を乗っ取ることができる
- まだまだ発展途上、日々進化中
今から食らいついておけば進化についていけていろいろ楽しいのでは?と思いました。
ランチセッション:これが私の(コミュニティでの)生きる道
https://speakerdeck.com/yangping0211/koregasi-false-komiyuniteidefalse-sheng-kirudaospeakerdeck.com
(初参加の人は)お弁当がついてくるランチセッション。私もお弁当を美味しくいただきました。ただ、当日ツイートされている方もいましたが、コーンとグリーンピースをひたすら箸で拾い上げるのだけは、なかなかの苦行でした。私は箸を使うのは苦手ではないのですが、なんせ量が多かった。
さて、肝心のセッションの内容ですが、要約すると、話を聞くだけでなく積極的に、何でもいいからできることからやってみようということですね。懇親会に出てみたり、他の参加者と Twitter で繋がってみたり、いっそスタッフになってみたり、アンカンファレンスに参加してみたり。
さらにその先には LT や登壇や運営や英語を勉強して海外からのスピーカーと話せるように努力したり海外カンファレンスに参加したりなどどんどん目標が広がっていきますよ、と。
英語とか海外とかいうと、まだまだしりごみする人も多いかもしれませんが、英語ほとんど分からなくてもコミュニケーション取りたいという気持ちがあればなんとかなるよー、ってまーやさんがいわれていて、英語そのものの能力よりやっぱりそっちなんだよなぁって思いました。
まーやさんみてると、英語そのものが重要なのではなく、コミュニケーションを取りたいという強い気持ちが最重要なのだと再認識させられる#jjug_ccc #ccc_cl
— Toy (@mdstoy) 2018年12月15日
登壇については、今回大規模カンファレンスに初参加初登壇という暴挙をきめた私にも思うところがあるので、明日記事にしようと思っています。そういえばこのセッション中にも発表駆動ってワードが出てきていました。
3コマ目:思考停止しないアーキテクチャ設計
www.slideshare.net
行列に並び、なんとか席を確保しましたが、開始 30 分前ですでにほぼ満席。立ち見もどんどん増えていくという状況でした。
私はといえば、徐々に迫ってくる自分のセッションのことが気になっていたので、集中力を欠いていたかもしれません・・・。
そんな中で得た知識
- ソフトウェアアーキテクチャー is 重要な意思決定
- Architecture Decision Records (ADR)
- ソースリポジトリと同じところに、一つの意思決定単位に記載する
- さまざまな思考停止がアーキテクチャーの構築を阻害する
- 柔軟さをむやみに追求しても、たいていうまくいかない
- 想定外のパターンが漏れたりする
- 設計した内容で、テストパターンを網羅できるかどうかが基準
- 技術的負債を金額換算する
などなど。
あと、やっぱり引き出しの多さが重要なんだということがよく伝わってきました。
4コマ目:アンカンファレンス - 非同期分散、CQRS、イベントソーシング、DDD
いや、アンカンファレンスなんですが私は参加していません。次が自分のセッションなので、休憩がてら皆さんの議論を聞いていました。
これらの話題って、話を聞いているだけならふんふんなるほど、って簡単に入ってくるような気がするけど、実際はそんなことはないんですよね。まあもっと実際に手を動かせよっていうだけの話なんですが。
5コマ目:もう参照渡しとは言わせない 2018 冬
私のセッションです。昨日の記事を参照してください。
後半は、席が空いていたらそのまま居座って後半の普通のJavaエンジニアが、なぜ技術書を出版するに至ったか?を聞こうと思っていたのですが、ほぼ満席だったため素直に撤収して、休むことにしました。
6コマ目:アンカンファレンス - エンジニアの勉強、英語、Javaチャンピオン
こっちは参加っていうか、輪の中には入りましたが、発言には至らず。残念。ただ、自分のセッションが終わった直後でまだ高揚感に包まれたままだったので、しゃべったら変なこと言っちゃってたかもしれません。
心に残ったこと、考えていたこと
- 英語の学習は筋トレのようなもの
- ちょうど今その考え方で英語のトレーニングをしているのでちょっと安心
- 抽象化は徐々にできるようになる
- これ私は割と先天的な要素が大きいと思っていたんですけどどうなんですかね?努力である程度埋めることはできるのかもしれませんが・・・
- 勉強会に人を連れてきたときは、充分なフォローを怠らない
- 結局、当の本人の中に参加したいという熱意が生まれないことには壁は超えられないような気がする
- その熱意を生み出すためのフォローをどうやって行えるのかというのは、今の自分にはよくわからない・・・
- 結局、当の本人の中に参加したいという熱意が生まれないことには壁は超えられないような気がする
そんなところでしょうか。
7コマ目:ブース部屋で休憩
自分の登壇もありましたし、アンカンファレンスで実際に発言はできなかったですが、輪の中ではもちろん色々考えてはいたので、ここらでガス欠でした。 というわけで、ブース部屋で休憩がてらスライドの公開作業などをまったりやっていました。
懇親会
おすしとビールとLT と、いっぱい楽しませていただきました。
あと、一応スピーカーなんだけど、多分話しかけてくれる人もいないだろうと思っていたのですが、なんと声をかけてくれた人がいて、面白かったといっていただきました。感激。
あ、面白かった、は interesting の意味ですってフォローされてましたけど、関西人的には違う意味の面白いでも全く問題ないですよw
まとめ
自分には大部屋セッションよりはアンカンファレンスのようなものの方が向いていると思いました。次の機会に、発言できそうな話題があれば、積極的に発言していきたいです。せっかくなので。
*1:今流行りの、手前勝手なマナー