Toy と帽子と ADP BE

主にプログラミングに関わる話をゆるくエモくやっていきます

親からうけた恩は子に返す

私が親から受けた教えの中で一番印象に残っているものが

「親から受けた恩は親に返すのではなくてお前の子供に返してあげればよい」

という言葉です。今でも意識している私の中の大切な考え方です。実践できているかどうかはさておき・・・。

これは親子の間にだけ成立する考え方ではなくて、例えば仕事上での人との関わりにおいてもそういうことがあるのかなぁと最近意識するようになりました。


長いこと生きていればお世話になった人はそりゃたくさんいます。その中でも特に、私の魂を救済してくれたといってもいいレベルでお世話になった人も一人や二人はいるわけです。

そんな人たちに対して直接恩を返したい、少しでもお役に立ちたい、と心から思うのですけど、自分の力不足だったりなんだったりでその想いを遂げることはできずじまいでいます。それがただ申し訳なくて心苦しくて悲しくて。

その人たちは恩を着せたり見返りを求めようとしていたわけではないのだろうと思います。 なので、私の恩を返したいという思いはそもそも的はずれであるのでしょう。

でも、私がその人たちから何か大切なものを受け取ったことも紛れもない事実です。それを直接返すことには意味はなく、叶わない願いなのならば、せめて他の誰かに受けた恩を返すというか、分配することができればいいのではないか、むしろそうするべきなのではないかと、少しずつ思えるようになってきました。

はたして私にうまくできるようになるのだろうかという問題はさておき・・・。