Toy と帽子と ADP BE

主にプログラミングに関わる話をゆるくエモくやっていきます

「Spring 5 & Spring Boot 2ハンズオン」に行ってきました

kanjava.connpass.com

に行ってきました。

株式会社カサレアルの多田さん (@suke_masa) によるハンズオンです。

資料はこちら

初めてでも30分で分かるSpring 5 & Spring Boot 2オーバービュー

GitHub - MasatoshiTada/spring5-boot2-handson: Spring 5 & Spring Boot 2ハンズオンの資料です。準備手順はこちら→

また、

Spring 5 & Spring Boot 2の初心者向け入門ハンズオンを公開しました

これを見れば独習も可能だと思いますので、興味のある方はぜひどうぞ。

直接的に得たもの

Spring Boot の役割と Spring 自身の重要性

Spring Boot はSpring の機能の一部をあらかじめまとめているものであって、 Spring を超える何かではないということ。 要は PC のパーツをバラバラに買ってきて自分で組み立てるか、組み立て済みのものを買うかのような違いだと思います。(ほんまか?) 多田さんは「出来合いのもの」という表現をされていました。 なので、Spring Boot を使っているからといって Spring そのものの知識が不要になることはない し、Spring Boot を使わないときにくらべて開発そのものが楽になるわけではない(スタート地点は違うけど)ということです。

ハンズオンはまず Spring Boot なしの状態から始まってありの状態に進んでいくのですが、Spring Boot ありの演習までたどり着くと

こうなります。ツイートでは面倒なので「おおお!!」で済ませましたが、つまり Spring Boot がいかにいろんなことをしてくれていて、いかに楽をできるかが実感できたというわけです。

日本語で読めるリファレンス

これはぶっちゃけ意外だったんですけど、Terasoluna はほとんど素の Spring なので(SIerフレームワークにありがちな魔改造をされていないと解釈)、そのリファレンスは Spring のものとして十分有用なのだそうです。 今まではググって Terasoluna のドキュメントが出てきたら「それちょっとちがう・・・」と思っていたのですが、今後はちょっと気をつけてみてみようかと思いました。

間接的に得たもの

自分が今、何のために何をやっているのか

ハンズオンの教材自体は、多田さんいわく独習でも躓かずにすむように引っかかりポイントを敢えて排除されているそうで、本当にサクサク進むので油断しているとただの流れ作業になりそうになります。もちろん Spring を理解するためにハンズオンに参加しているので、いろんなことを考えながら演習を進めないといけないのです。それが再認識できたのは個人的に収穫でした。

純粋に楽しい

わたしは結局ひたすら黙々と課題をこなしていたのですが、二時間あまりの間黙々とプログラミング作業できる事自体がそれはそれは幸せな時間でございました。 もうそういう時間がなかなか自分の意志だけでは作りにくいお年頃なんで、色んな意味で。

締め

多田さん、会場提供のサイボウズ様(ほんと、いつ行ってもめっちゃ綺麗)、関ジャバのみなさま、参加者の皆様お疲れ様でした & ありがとうございました。