Toy と帽子と ADP BE

主にプログラミングに関わる話をゆるくエモくやっていきます

「JJUG CCC 2018 Fall」に行ってきました - 参加編

www.java-users.jp

に行ってきました。

昨日の登壇編に続き、今日は参加編です。

参加したセッションの感想

1コマ目:基調講演

初参加のマナーとしては基調講演でしょう*1、ということで迷わず基調講演へ。

会長のお子さんがかわいかったです。

一番心に残った話は、半年ごとのリリースになって継続的に勉強せざるを得ない、という話ですね。確かにそこで脱落していく人や組織は多いかもしれない・・・。

2コマ目:GraalVM超入門

www.slideshare.net

GraalVM に多少なりとも興味がある & 未経験の私にうってつけのセッションなのでこれを選びました。 しかし、このとき自分のセッション構成の手直しが発生していたためほとんど集中できませんでした・・・。

そんな中で拾えた情報

  • Graal : Java で書かれた JIT コンパイラ
  • とりあえず触れてみるだけなら、いうほど敷居は高くなさそう?
  • NativeImage が作れる
    • one binary ができる
    • 起動が速い
    • メモリフットプリントが小さい
  • しかし NativeImage しようとするととたんにつらみが襲ってくる
    • 主に実行時に解決していたことがネイティブ化によってできなくなるので
      • reflection とか static initializer とか synchronized とか Lambda とか・・・
  • コンパイル時に実装を乗っ取ることができる
  • まだまだ発展途上、日々進化中

今から食らいついておけば進化についていけていろいろ楽しいのでは?と思いました。

ランチセッション:これが私の(コミュニティでの)生きる道

https://speakerdeck.com/yangping0211/koregasi-false-komiyuniteidefalse-sheng-kirudaospeakerdeck.com

(初参加の人は)お弁当がついてくるランチセッション。私もお弁当を美味しくいただきました。ただ、当日ツイートされている方もいましたが、コーンとグリーンピースをひたすら箸で拾い上げるのだけは、なかなかの苦行でした。私は箸を使うのは苦手ではないのですが、なんせ量が多かった。

さて、肝心のセッションの内容ですが、要約すると、話を聞くだけでなく積極的に、何でもいいからできることからやってみようということですね。懇親会に出てみたり、他の参加者と Twitter で繋がってみたり、いっそスタッフになってみたり、アンカンファレンスに参加してみたり。

さらにその先には LT や登壇や運営や英語を勉強して海外からのスピーカーと話せるように努力したり海外カンファレンスに参加したりなどどんどん目標が広がっていきますよ、と。

英語とか海外とかいうと、まだまだしりごみする人も多いかもしれませんが、英語ほとんど分からなくてもコミュニケーション取りたいという気持ちがあればなんとかなるよー、ってまーやさんがいわれていて、英語そのものの能力よりやっぱりそっちなんだよなぁって思いました。

登壇については、今回大規模カンファレンスに初参加初登壇という暴挙をきめた私にも思うところがあるので、明日記事にしようと思っています。そういえばこのセッション中にも発表駆動ってワードが出てきていました。

3コマ目:思考停止しないアーキテクチャ設計

www.slideshare.net

行列に並び、なんとか席を確保しましたが、開始 30 分前ですでにほぼ満席。立ち見もどんどん増えていくという状況でした。

私はといえば、徐々に迫ってくる自分のセッションのことが気になっていたので、集中力を欠いていたかもしれません・・・。

そんな中で得た知識

  • ソフトウェアアーキテクチャー is 重要な意思決定
  • Architecture Decision Records (ADR)
    • ソースリポジトリと同じところに、一つの意思決定単位に記載する
  • さまざまな思考停止がアーキテクチャーの構築を阻害する
  • 柔軟さをむやみに追求しても、たいていうまくいかない
    • 想定外のパターンが漏れたりする
    • 設計した内容で、テストパターンを網羅できるかどうかが基準
  • 技術的負債を金額換算する

などなど。

あと、やっぱり引き出しの多さが重要なんだということがよく伝わってきました。

4コマ目:アンカンファレンス - 非同期分散、CQRS、イベントソーシング、DDD

いや、アンカンファレンスなんですが私は参加していません。次が自分のセッションなので、休憩がてら皆さんの議論を聞いていました。

これらの話題って、話を聞いているだけならふんふんなるほど、って簡単に入ってくるような気がするけど、実際はそんなことはないんですよね。まあもっと実際に手を動かせよっていうだけの話なんですが。

5コマ目:もう参照渡しとは言わせない 2018 冬

私のセッションです。昨日の記事を参照してください。

mdstoy.hatenablog.com

後半は、席が空いていたらそのまま居座って後半の普通のJavaエンジニアが、なぜ技術書を出版するに至ったか?を聞こうと思っていたのですが、ほぼ満席だったため素直に撤収して、休むことにしました。

6コマ目:アンカンファレンス - エンジニアの勉強、英語、Javaチャンピオン

こっちは参加っていうか、輪の中には入りましたが、発言には至らず。残念。ただ、自分のセッションが終わった直後でまだ高揚感に包まれたままだったので、しゃべったら変なこと言っちゃってたかもしれません。

心に残ったこと、考えていたこと

  • 英語の学習は筋トレのようなもの
    • ちょうど今その考え方で英語のトレーニングをしているのでちょっと安心
  • 抽象化は徐々にできるようになる
    • これ私は割と先天的な要素が大きいと思っていたんですけどどうなんですかね?努力である程度埋めることはできるのかもしれませんが・・・
  • 勉強会に人を連れてきたときは、充分なフォローを怠らない
    • 結局、当の本人の中に参加したいという熱意が生まれないことには壁は超えられないような気がする
      • その熱意を生み出すためのフォローをどうやって行えるのかというのは、今の自分にはよくわからない・・・

そんなところでしょうか。

7コマ目:ブース部屋で休憩

自分の登壇もありましたし、アンカンファレンスで実際に発言はできなかったですが、輪の中ではもちろん色々考えてはいたので、ここらでガス欠でした。 というわけで、ブース部屋で休憩がてらスライドの公開作業などをまったりやっていました。

懇親会

おすしとビールとLT と、いっぱい楽しませていただきました。

あと、一応スピーカーなんだけど、多分話しかけてくれる人もいないだろうと思っていたのですが、なんと声をかけてくれた人がいて、面白かったといっていただきました。感激。

あ、面白かった、は interesting の意味ですってフォローされてましたけど、関西人的には違う意味の面白いでも全く問題ないですよw

まとめ

自分には大部屋セッションよりはアンカンファレンスのようなものの方が向いていると思いました。次の機会に、発言できそうな話題があれば、積極的に発言していきたいです。せっかくなので。

*1:今流行りの、手前勝手なマナー

「JJUG CCC 2018 Fall」に行ってきました - 登壇編

www.java-users.jp

に行ってきました。

行っただけではなく、しゃべってきました。CfP 通ったんで。

speakerdeck.com

そんなわけで、今日は JJUG CCC 2018 Fall 登壇編です。明日は参加編、明後日は登壇前後編(仮)の予定です。

開始前

直前までは、自分のセッションのことを考えるせいで目の前のセッションの内容が時々入ってこなくなるくらいで、全然緊張はしていなかったんですけど、直前のセッションが終わり、自分のセッションの部屋に向かおうとした時、突然足が震えだしました。 ピアノの発表会で演奏したときに指が震えた経験はあるんですけど、緊張で足が笑ったことは未だかつてなかったので、大いに焦りました。

部屋に入ると既に多くの聴講者が座っていらっしゃいます。まあ、私のセッションは持ち時間 20 分で同じコマの後半に別の方が入るので、誰も座ってないなんて心配はする必要がなかったのですが。とりあえず一安心。足は依然震えています。

スタッフの方に挨拶して、PC をセッティングして、スライドと実演用のターミナルの表示確認をして、それでも結構時間が余ったので、うろうろしたり軽く体を動かしたり・・・。この場に立った以上、もう自分がしゃべり続けるしかないのよなー、と開き直った頃には、足の震えは気づけば治まっていました。

セッション中

つかみ

セッションタイトルの「冬」を強調するネタに対しては反応はあった気がしますが、思ったほどは面白おかしくは話せず、引き続いて自己紹介でひと笑い取ろうと思ったんですけどこちらは全く反応がなく、この辺が焦りのピークでした。

次の、Qiita の記事が炎上するくだりでひと笑い取れたので、ここでようやくほっと一息、以降は落ち着いてできたように思います。

前半戦

主題である評価戦略まわりの仕様を淡々と説明していただけなので、反応も手応えも得られずでした。そこでまたちょっと焦り始めました。

ただ、もともとスライドにソースコードを貼り付けようと思っていた部分を、当日の思いつきでターミナルで実際に動かしてみることにしたのは、セッションに変化が生まれてよかったっぽいです。 また、画面の切り替えにもたついてしまったのですが、そこで笑いが起きたのでちょっと安心しました。まあこれは笑わせているのではなく笑われているので手放しで褒められたことではないのですが。

後半戦

後半は「もう参照渡しと言わせない」に対する批判、に対する回答をしていったのですが、ここにたどり着いた時点で 5 分しかなく焦りました。7, 8 分近くある想定だったので。

ただ、結果的に慌てて喋らざるを得なくなり、余分な贅肉が削ぎ落とされたのと、ちょっと言葉が丁寧じゃなくなって普段の関西弁でまくし立ててしまったのですが、それがむしろいい方に作用していたかもしれません。エモいことをまくしたてていときのほうが反応が明らかによかったので。

自分の魅力が発揮されるのって、やっぱりそこなのかなぁ・・・。

反省点

自己紹介

最初に京都から来ましたと言っておくべきだったかもしれないですね。この関西弁のおっさんはなんだ?となったかもしれないです。

プリミティブ型と参照型

なぜプリミティブ型と参照型に分かれているのかというくだりを用意していたのにすっぽり抜かしてしまいました。 まあ今回の話に直接関係があるわけじゃないし、むしろ無駄な部分が省けていてよかったのかも。時間も足りなかったので。

構成

Java には値渡ししかない、という結論を真ん中へんに持ってきたのですが、そもそもタイトルでオチてるんで最初に言っちゃうほうが話が展開しやすかったかもしれないです。

実演を挟むことの罠

スライドを開始すると、手元の PC には(LibreOffice Impress の機能で)経過時間が出るようになります。 ところで、今回はスライドを一旦閉じて、ターミナル表示して実演して、またスライドに戻すということをやったわけです。すると、一度スライドを閉じているので経過時間がリセットされているのです。これは焦りました。今回で一番焦ったかもしれないです。 別途ストップウォッチを用意しておいたほうがいいかも。

ノート

スライドにノートを書き込んでおいても、見ている余裕はありません。前述のようにまるまるひとくだり抜かしたりしたのも主にそのためですし、他にも用意していて言いそびれたことがいくつかあります。 ノートには簡単な指示だけを書くくらいがよさそうに思いました。

まとめ

最後になりますが、私のセッションを聞いてくださったみなさん、JJUG CCC スタッフのみなさん、その他の参加者のみなさん、お疲れさまでした and ありがとうございました。

いずれまた、なにか話しに行きたいです。

(おまけ)小ネタ集

背景画像

スライド及び、デスクトップの背景画像ですが、植物に詳しい方はすぐわかるだろうし、そうでなくとも勘のいい方は気づかれたと思うのですが、山椒です。

大事なことなので二度言いますが、山椒です。

なお、無料写真素材「花ざかりの森」様の画像を使用させていただきました。ありがとうございました。

イベントのタイトルが Fall だろうが 12 月中旬なら冬だろうということで、セッションのタイトルに「冬」と付けたのですが、先週がめちゃくちゃ暖かかったので正直焦ってました。日本の Java エンジニアで最も冬の訪れを待ち望んでいたのは私だったでしょう。

本当、冬になってくれてよかった。

M-1グランプリ2018 雑感

なんかもやもやが溜まったままなので、記事にして吐き出すことにします・・・。

敗者復活

プラスマイナスがダントツで面白かったです。結果としては、人気対実力で人気が勝ったということになるんでしょうね。個人的には残念なことですが、まあ仕方がないとも思います。

ただ、プラスマイナスは2007年ころにはすでにかなり面白くて、関西の賞レースでもジャルジャルとろサーモンかまいたちなどと上位を争っていたコンビだったので、順調に来ていればなぁという思いはどうしても残ってしまいますね。

決勝一回戦

見取り図

今の見取り図としてはほぼ満点の出来だったんじゃないでしょうか? 私は M-1 で「あたおか」が聞けたので、それで充分満足です。

スーパーマラドーナ

田中の「バタン、ガチャ、ガチャ」までは最高だったのに・・・。どうしてこうなった・・・。

かまいたち

十分トップ3に入れる出来だと思ったんですけどねぇ。終盤気合が入り過ぎたのか、ごちゃごちゃしてしまったのが残念でした。

ところで、ネットの評判を見ていると、UFJ が見たかったという声が多かったんですが、あれを M-1 で見たいとは思わないですねぇ・・・。私は古いネタですけど、M-1 ラストイヤーですし「怖い体験」やってほしかった。

ジャルジャル

うーん、去年のほうが純粋に笑えた気がします。でも、展開が単調という去年の講評を受けて進化していたとは思います。

ギャロップ

審査員の方が言われていたのと全く同じ感想ですけど、安定した中堅芸人が劇場でやる分には面白いんですけど、という感じ。

ギャロップもプラスマイナスと同じころから頭角を現していたので、その頃に出てこれていたらハゲねたももっと際立ったんじゃないかなんて思ったりもします。

ゆにばーす

出番後のトークではらちゃんがカミカミになったところはちょっと萌えました。

ミキ

なんかただうるさいだけに成り下がってしまったなぁ、という印象です。兄弟ならではの息のあった、巧さがあるはずなのに。

トム・ブラウン

いや確かに面白かったですけど、意外と高得点ついたなーって見ていたときは思ったんですけど、改めてみるとそうでもなくて、単に全体的に低調だったということなんですかね。

どっちかというと、玉砕覚悟で二本目にやる予定だった方を先にやっちゃえばよかったのではと思いました。

霜降り明星

間違いなく今まで見た霜降り明星の中で一番面白かったです。ちょっと前は結構注目していて、でも最近は正直諦めかかっていたんですが、なんで急に爆発したんでしょうか。粗品のツッコミが以前より控えめで、くどさがなくなったのがプラスに働いているのかなぁとは思いましたが。(蛇足ですが、そこが同系統の東京ホテイソンとの差ですね。)

和牛

なぜ和牛はフリで耐えて最後に一気に収束させるネタにこだわるんでしょうか・・・。M-1には向かない構成だなんて演者も視聴者もみんな知っていることなのに。美学なんでしょうか?

最後に水田がうなりだしたときの高揚感は流石だと思いましたが。

最終決戦

ジャルジャル

あーあ、やっちゃった。としか言いようがないですね。福徳がサムズアップした瞬間、家族揃ってテレビの前で「それはないわー」って言ってました。

多分 2017 でも残れていればやるつもりだったんでしょうね。

和牛

ここまでと打って変わって、オチがしょぼい・・・。顔芸・・・。つらい・・・。

ところで、和牛は制限時間を全然守っていないらしいですね。あの間のとり方で笑いを取っているところがあるので、時間守らせるともっとつらくなるのでは・・・。

霜降り明星

一回戦ほどの爆発はしなかったかと思うんですが、相手に助けられたかなーという印象です。ジャルジャルも和牛も去年のネタをここにぶつけていたら、結果はどうなっていたかわかりませんね。

まとめ

毎年一回は涙が出るくらい笑える場面があるんですが、今年はそこまでいかなかったですね・・・。

2015 はアレなんですけど、2016、2017 と良くなってきていたので、今年はちょっとこっちが期待しすぎ気合い入りすぎなところがあったかもしれないなぁと反省?している部分もあります。今年は娘が急にお笑いにハマりだして、私も十年ぶりくらいに、娘と一緒に何度か劇場に漫才を見に行ったり、芸人のでる番組をマメに見るようになっていて、お笑いに対するモードが変わっていたというのも影響していると思いますが。

「Oracle Groundbreakers APAC Tour in Osaka」に行ってきました

connpass.com

に行ってきました。

精緻なレポートはできません。まだあまり英語聞き取れてないから。 参加した上で思ったことをつらつら書く感じ、っていうかほとんど日記。

参加することに意義がある

上述の通り、私はまだ話の内容が理解できるほど英語ができないので(完全に意味が取れているのはおそらく数%で、ふんわり話の流れを理解できているのが数割程度)、辛いっちゃあ辛いのですが、それでも例えばキーワードが拾えるだけでも意味はある、と思って自分を奮い立たせている感じです。あと、リスニングのトレーニングだと思ってある程度割り切る。トレーニングとしては時間が長すぎるので、集中力が持たないわけですが。

あと、参加しないと次の機会が訪れなくなるかもしれないという危機感。自分の参加やこのブログがどれだけ意味があるのかと思いつつも、何かしないとなーという思いで今これを書いています。

レーニングの成果が出ているかも

今、英語のトレーニングをリスニング(と若干スピーキング)に全振りしているのですが、ちょっとは成果が出ているのではないかと思いました。まあ今回のスピーカーの方の話し方がとても分かりやすかったというのもありそうですけど。 ただ、明らかに笑わせに来ているところとかは、それがわかって笑えることもあるけれど、シニカルな話で笑うとかは全然無理・・・。

ちなみに英語のトレーニングとして今やっているのは、その界隈ではメジャーな 英語上達完全マップ の音読と瞬間英作文です。 いろいろ試行錯誤した結果、結局声に出して何度も読むのが最強という結論に今の所たどり着いています。昨日行った息子の学校の保護者会でも、英語の先生は声に出して読むようにと言われていましたし、多分間違いない。

手を動かさないとなー

セッション中のデモを見ていて、上記ツイートの感想がでてきました。 今勉強といえば英語にパラメータ振りすぎていて、手もがんがん動かしていかないとなー、と。

「ふりかえり実践会を写してみる」に行ってきました

connpass.com

に行ってきました。

ふりかえりをふりかえりのふりかえりまで実践するイベントでした。

感想

とはいえ、イベント中はずっと実践あるのみで、それをレポートに起こすのは(私には)難しいので、個人的に思ったこととか新たに得たものとかすでに知識として持ってたけど大事だと思ったこととかとりあえず箇条書きにしてみます。

  • 何でも思いついたことは言ってみるといい
    • 発言者にはなかった気付きが得られるかもしれない
    • なにより発言することが大事
      • つまらない発言なんてない
      • そのような発言を否定するのももちろんよくない
  • みんなが同じ方を向けば、自然とそっちの方に進み出す、はず
    • ちょっとメタい話、今回はみんなが勉強会に同じ目的で集まっているのだからある程度うまく行くのは当然
    • 現場ではそうじゃないから、そこから考えないといけない、とか
  • タイムボックスを意識するのは本当に重要
    • どんな作業でもきっちり区切るべき
    • ちゃんと意識していれば、無駄な作業をダラダラやることはなくなるはず
  • 作業はできるだけ減らす方向で
    • Try を何個も作るのはよくない
    • マシマシにするのではなく、スリム化を図る

なにか思い出したら追記するかも・・・。

最後に

最後になりますが、えすさん、参加者の皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました!! 楽しかったです。ふりかえりにあんなに前向きに取り組めたのは初めてかも。(おい

読書感想文『えいごのつぼ』

出会い

英語の勉強法をいろいろ調べていく中でこの本を紹介しているブログがありました。 そこで紹介されていた

「英語を始める」ということは「英語のある人生を選ぶ」ということ

というフレーズにビビッときたので読んでみました。

結論からいうと、期待に違わぬいい本でした。とくにこれから英語を始めようかどうか悩んでいるような人にとても効くんじゃないかなと思います。

どんな本?

見開きの右ページに格言のようなもの(この本では「つぼ」と表現されている)が、左ページにその解説が載っています。英語を身につける上で著者が大切だと思うことが全編に渡って書かれています。

感想

私はすでにいろいろ調べた上で英語の学習を始めてしばらく経っているので、どちらかというとすでにたどり着いている情報の再確認であることのほうが多かったのですが、この本の一番の想定読者と思われる、これから英語を始めようという人にとっては非常に役立つ考え方がたくさんあると思います。

私にとっても、目から鱗の考え方がいくつもありました。

  • 英語は英語、リスニングもスピーキングもない
  • 「日常会話」から始める必要はない
  • 聞く力は一番ネイティブに近づきやすい
  • 間違えることは大きな経験になる
    • 一度恥をかいたことは二度と忘れない

などなど。

これ以外にも、もっと具体的なアドバイスもたくさんあります。

  • とにかく聞く、声に出す
  • 続ける、反復することがなにより大事
  • 発音よりアクセント
  • 結論を最初と最後に書く

などなど。

まとめと余談

私はとある目的のために英語の勉強を始めました。そのために TOEIC の点数が必要でした。その時点で、英語はただの手段でした。

もともと勉強熱心なタイプではないため、じわじわとしか伸びず特にリーディングとスピーキングはほとんど進歩しませんでした。 そのため、心を入れ替えて少し前からTOEIC の点数に拘泥せずにひたすら聞いてひたすら話すトレーニングに全振りするようにしました。 いつのまにやら、本職のエンジニアとしての勉強もそこそこに英語の学習・トレーニングに多くの時間を費やすようになっていました。手段だったはずの英語がいつしかあたかも目的のようになってしまっていて、これでいいのだろうかと悩むこともありました。

そうこうしているうちに、最初の目的となった話はなかったことになりました。

それでも私は英語の勉強を続けています。むしろ以前より必死で。 周囲の英語話者とコミュニケーションが取れるようになったり、英語で提供されている情報にもっと気軽にアクセスできるようになるために。

英語がもっと手軽に扱える手段になったとき、そここそが、今の自分にとっての「スタート地点」だと思うので。 まあ、ベタなまとめ方をすると「英語のある人生を選んだ」ということですね。

リピーティング用の音声ファイルを作る

Overview

英語のトレーニング法の一つにリピーティングというものがあります。お手本を聞いたあとに自分でそれを繰り返して発声するというやつです。

で、それ用に用意された、センテンスごとに間隔が空けられた音源がある場合はいいのですが、リピーティング用に作られた教材でもない限りそのようなものはまずありません。 なので、自分でいちいちポーズしながらリピーティングするか、音源を加工して自分が発声するための間隔を開ける必要が出てくるわけです。

リピーティングを始めた当初は自分でいちいちポーズしていたのですが、そんなことをしているとその作業に気を取られて全然英文が頭に入ってこないため、全くトレーニングになりません。

そんなわけで、一念発起して音声ファイルを加工することにしました。

用意するもの

今回は audicity というソフトウェアを使いました。 これを選んだ理由は、大した理由はなくググって上に出てきたからだけです。*1

インストール方法

私の環境は Xubuntu なので

$ sudo apt install audicity

でインストール完了しました。

Windows の人はインストーラーをダウンロードしてきて実行すればいいと思います。

実践

起動

まずは起動しましょう。(当たり前)

こんなウィンドウが開きます。

f:id:mdstoy:20181024231934p:plain

ファイル読み込み

続いて編集したい音声ファイルを開きます。 File -> Open から、編集したいファイルを選択です。

選択すると、こんな感じ。

f:id:mdstoy:20181024232619p:plain

編集

範囲選択

マウスカーソルを I ビームにして*2、「ウィンドウの波形を表示している部分」で「間隔を入れたい場所」から「最後」までをドラッグして選択状態にします。

右側の水色の部分が選択された範囲です。ルーラーには選択範囲に矢印が表示されるので、そこでも確認できます。

f:id:mdstoy:20181024233028p:plain

なお、間隔を開けるのが息継ぎごとだけでいい場合は、波形を見るだけでだいたいどこで区切るべきかわかるので問題ないと思います。 しかし、一文が長い場合とか節単位などで区切りたい場合もあると思います。その場合は、実際に再生して位置を確認して、いい感じの場所で(!)切ってください。 なお、ソフトの機能を駆使すれば「いい感じの場所」を厳密に定めることもできるかもしれませんが、私は面倒なので目分量でやってます。*3

切り取り

Ctrl+x で切り取ります。

f:id:mdstoy:20181024233855p:plain

貼り付け位置選択

波形表示部分で、貼り付けたい場所の始点をクリックします。表示上はその場所に縦線が入ります。

言うまでもないですが、今回の目的はリピーティングなので、手前のセンテンスの長さ + α の間隔を取ります。

f:id:mdstoy:20181024234510p:plain

貼り付け

Ctrl+v で貼り付けます。

f:id:mdstoy:20181024234610p:plain

あとは、上記の編集作業を必要な数だけ繰り返せば OK です。

保存

File -> Export -> 保存したい形式(だいたい mp3 だと思いますが)を選んで、保存したい場所とファイル名を指定すれば OK です。 元ファイルを上書きしないように注意しましょう。(予めファイルをコピーしておくのもいいでしょう)

ソフトの終了

なお、audacity を閉じると以下のようなダイアログが出ますが、上記手順でエクスポート済みなので保存はせずに "No" で問題ありません。

f:id:mdstoy:20181025001551p:plain

まとめ

これで、快適なリピーティングができるようになるはず!!

なお私は、実際にファイルを編集する作業とこのブログを書く作業に時間を費やしたため、今日はトレーニングができませんでした・・・。

*1:歳をとるとそのへんにこだわりというのものがなくなってくるのです。(どうでもいい)

*2:起動時はそうなっているので、特に作業はいりません。変更はツールバーでできます。

*3:歳をとると(以下略